反逆のルルーシュR2 24話『ダモクレスの空』〜結局はOPに帰結する?〜
やはり、そうきたか…の、
ナナリー開眼!
超展開もちょっとおなかいっぱいで、食傷気味の私ですが、
反逆のルルーシュ 24話『ダモクレスの空』感想と最終話前に軽くまとめをしてみたいと思います。
ナナリーはバンバン、フレイヤを発射。
東京疎開にまで死の灰がたんまり降ってるのに、泣いてたからって同情はできませんよ?
(まあ、シュナイゼルが姑息なんですが)
星刻の活躍により被弾したアヴァロンは海上へ不時着。
咲世子さん、ロイドさん、セシルさんは、ルルーシュの指示で人質ごと黒の騎士団へ投降。
ルルーシュが咲世子さんに「今までよく仕えてくれた。」
と言って、主従関係を終わらせているので、計画も何か新しい段階に入った模様。
「君たちは、ミッション『アパテアレティア』を!」
とロイドさん達に指示してますが、何なんでしょうねえ。
ゼロレクイエムといい、アパテアレティアといい…。
形から入るのが好きですねぇ…ルルーシュ。
ちなみにアパテアはapatheaと綴り、どうやらapathy(単語の意味は冷淡、無気力、無感動。医学的には無気力症候群や5月病のこと、政治的無関心といった場合にも使う言葉)のことのようなんですが…後ろにレティアってついてるし。わかりません(恥)…ギリシャ哲学とかにも関係ある言葉のようなので、その辺に詳しい方にお任せします(苦)。
単に「ルルーシュとゼロのことは、関係ないふりを決め込め!」という意味だったりして…(笑)
スザクとルルーシュが19.04秒で
F.L.E.I.J.H. Eliminator(フレイヤ除去装置)で
フレイヤを神業で無効化したところはちょっと胸がすっとしました。
負けそうになると、とんずらを決め込むシュナイゼル(ネリ様いわく「執着すべき欲がない」そうですが)は、あっさり深夜枠の前作で使った録画トリックを再び使って、ルルがギアスで攻略。
ディートハルトのやられっぷりは、昨今の「報道」というものへの皮肉?
ルルーシュではなく、「ゼロに仕えよ」というのは、何か伏線なのかどうかは次週まで待つとして…
ダモクレスの鍵を拾うのに、懸命になるあまり、
ギアスを破ってしまうナナリー…って?
目が開いたのは、鍵を拾おうとして、(あれ?見えた?)みたいな仕草をナナリーがしているので、この時に間違いないでしょう。
まあ、確かにシャルルのギアスは、C.C.というきっかけがあったにしろ、以前ルルーシュが破ったので、ありえないことはない…けど、ルルーシュは元々ギアス能力者でC.C.とは切っても切れない縁があった訳だしねぇ…。
とにかく、今週やられたメインキャラは、全員脱出してるので、皆無事だし、
コーネリア様はともかく、ギルフォードまで生きてたので、めでたい…が、いいのか?
どれだけ最終話までに復活する人がいるか謎(笑)
(私としては、シャルルが生きててもおかしくないかも…てね(*゚ー゚*)。
だって若本シャルルのファンだから(/ω\)ハズカシーィ
あの人がいないと作品に締まりがありません!)
ルルーシュとシャルルの会話より思い出したのが、OPのラスト4カット程。
シャルルは左から青赤のスポットライト。
シュナイゼルは逆で赤青。
で、ルルーシュ=ゼロは玉虫色(虹色)!!
ここで、シャルルは「昨日」、シュナイゼル「今日という現実」、ルルーシュは玉虫色(笑)の「明日」を求めているというのが、示されていたわけで。
では、最後に学生服のルルーシュが空に手を伸ばすカット…
これがラストのヒント?
ゼロ・レクイエムで今までゼロが築いてきた物を全部ぶっ壊して、
神聖ブリタニア帝国もぶっ潰して、
なぜか普通の学生に戻って、C.C.と幸せに暮らしたり…はしないかなぁ(笑)
ニーナをはじめ、スザクやルルーシュや、みんな成長したようだし、
ナナリーも精神的に自立できるようになって、現実を見つめる勇気ができたから、
目も開いたんだろうし。
来週、ナナリーにはギアスなしで、話し合いでなんとかするのか?
フレイヤ爆発まで時間がないから「ダモクレスの鍵を渡せ」と
ギアスをかけて危機を回避してから、話し合い…とか。
まあ、ルルーシュがナナリーを個人として、ちゃんと認め、ナナリーは兄に依存しないようになり、これまでの二人の関係性も破壊して、お互いに成長するってとこに持っていくのではないんでしょうか?
まとめ:
まだ最終話を残していますが、これまでのところをみる限り、
反逆精神を忘れず、既存の物を壊す勇気を持って、
この閉塞感のある「今日」を切り拓き、「明日」(未来)をつかめ!
…がテーマというか、この作品のメッセージですかねぇ…。
おそらく、商業的な意味合いで、紅蓮聖天八極式とランスロット・アルビオンの対決を最終話に持ってくるがために、カレンをルルーシュと敵対させたままにしたせいで、プロットやカレンのキャラにしわ寄せがきてしまったのが、
すっごく不満!
紅蓮聖天八極式とランスロット・アルビオンの対決はもっと前に持ってきてもよかったんじゃないかと思うんですが…。
そうすれば、C.C.とカレンのルルを巡る対決も違った人間ドラマにできたんだろうに…。
あと、超展開も22話あたりまでは、笑っていられたのですが、ちょっと超展開すぎて、話の筋道まで崩壊しすぎてしまったような…。なんの脈略もなく何人も復活してくるのは、どうかと…。
1作目との構成の対比というのも、そこそこよく出来ていて、楽しめた。
『ラブ・アタック』とかは、かなり笑えて面白かったし、その次のシャーリーの悲劇も巧かったし、泣けた。
ロロのキャラや、死に様もドラマティックで胸をうった。
もう少し、終盤で人間ドラマを掘り下げる暇があれば、よかったかなぁ…と。
DVDで新カット挿入など希望。
最終話、どうせバタバタするのでしょうが、
せめて最後にC.C.の笑顔が見たい!
と思います。
個人的には、笑える部分が好きだった『反逆のルルーシュR2』。
Sound Episode 4…あ、5も出るんだ…とか聴いて、お口直しといこうかしら。
コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode 4
コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode 5
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