ガンダム00 第2期 第4話『戦う理由』感想〜別にシスコンじゃなかったアレルヤ、スメラギさんも制服着用☆で物語も本格始動へ〜

人間ドラマがメインの第4話『戦う理由』の感想です。



今回は、人間ドラマメインなので、台詞を中心に物語を追ってみましょう。



「誰か…私の声を…。」
脳量子波の手術後、少女の呼びかけに応えた「彼」は、
すべての感覚を奪われてケースの中に横たわる少女、「マリー」に出会った。
名前すら忘れた少年に「マリー」は「アレルヤ」と名前をつける。
アレルヤ(Hallelujah)…それは祈りの言葉『神をほめたたえよ』。
過酷な状況下で、それでも神に生きていることを感謝するというマリーの言葉に、「アレルヤ」の世界は色を取り戻す。



「それは…文字通り、僕にとっての洗礼だった…。」



アレルヤにとっては、マリーは神様みたいな存在だったんですねぇ。
そして、そのマリーを取り戻すのがアレルヤの「戦う理由」。
今回のシーンで、アレルヤの気持ちは納得できたけど、今のソーマにとっては、それは迷惑な話のような気も…。戦いそのものがなくなれば、彼女にとって自由な世界は待っているけれども、別にセルゲイのもとを離れたいわけじゃないですもんね。
それにしても、「ハレルヤ」は本当に逝ってしまったんでしょうか…。「アレルヤ」だけでは、少々この先の戦いキツいのでは…。
ちなみに、同じ“Hallelujah”をフランス語読みすると「アレルヤ」、英語読みすると「ハレルヤ」なので、マリーはフランス系なのかもね…。





マリナ姫は危険を顧みずアザディスタンに戻ると言う。刹那、およびソレスタルビーイングはその願いどおり彼女を送り届ける作戦に移る。



(ミレイナ)「つかぬことを聞くデス。二人は恋人なのですか?」



(マリナ)「違います。」



(刹那)「違う。」



…て、即答しすぎ!というより息もぴったりでしてよ、あなた達。気は合うんだろうにねぇ…絶対そういう風にはなりそうにないところが、こそばゆい。



(ミレイナ)「乙女の勘が外れたデス。」



直球すぎてかわされただけです。もう、少し空気を読みましょう(*^-^)







ライルは訓練すれども、ニールの記録にはまだまだ及ばない。



つい、見つめてしまうフェルトにライルが問題行動を…!!



でも、それは彼女を遠ざけるため…(なんか役得のような気もしますが?)



(ライル)「比較されたらたまらんだろ…」



いつも、何か演じている風な彼の本音が、これなんでしょうね。



双子の男兄弟というのは、ただでさえ微妙なものを感じさせるものがあるのですが、ライルも双子特有のいろんな物を抱えているのかもしれません。



違うようにあえて振る舞っていても、結構似てる…でも別人には違いない。



中の人、三木さんの演技が光ってます。





一方、アロウズでは前回してやられてしまったカティ大佐に替わり、掃討作戦を得意とする(つまり残虐非道ってこと?)リント少佐が指揮をとることに。



そして、Mr.武士道(笑)も参戦(ごめん、出てくるだけでもう、笑ってしまうんだけど…。頼むから、もうそのスタイルはやめてくれ。可笑しすぎる!)



アロウズはペルシャ湾のホルムズ海峡あたりで網をはることに。





(刹那)「世界の歪みをガンダムで断ち切る…未来のために。」



アザディスタンに来るように誘うマリナ姫に刹那は言う。これが、刹那の「戦う理由」。





沙慈はイアンに整備の手伝いをさせられながら、ソレスタルビーイングのメンバー達の事情を知る。





アレルヤはスメラギに自分の戦う理由を語る。



(アレルヤ)「戦う意味を見つけられますよ…あなたになら。」



スメラギはアレルヤの言葉にはっとする。



純粋な人のストレートな言葉は「大人」には時として、ものすごく響きます…。







封じ込めて圧壊を狙うリント少佐の作戦に、遅れをとってピンチとなるトレミー。



しかし、戦況と作戦を正確に把握するスメラギの指揮で冷静さを取り戻したメンバーは、状況を逆手にとって、新型水中型MAトリロバイトをトランザム発動で、さくっと撃破(もう、気軽にトランザム使いまくってますが、トランザム終了後に出力が落ちるんではなかったの!?)。



アロウズの母艦があわや刹那に…と、そこへMr.武士道のアヘッドが!



(刹那)「この動き…手強い奴か!」



(グラハムさん、そういえば、名前も知られてないのよね…┐(´-`)┌)



(Mr.武士道)「その剣さばき…間違いない、あの時の少年だ。なんという僥倖!生き恥をさらした甲斐が…あったというもの!!」



(え…と、僥倖とは「偶然の幸い。こぼれさいわい。」<三省堂国語辞典>…難しすぎるぞ、コラ!まあ、とにかくうれしいのは、わかりましたが、仮面ライダー電王のモモタロスみたいなヘルメット、なんとかして下さい!)



ソーマとアレルヤも対戦するが、ブランクがあり、ハレルヤを失ったアレルヤは精彩を欠く。アレルヤの危機…と、その時今度はカタロンのMSが多数飛来!!



それを機に両者、物別れとなり、戦闘は終了する。



戦闘後、おそらくはカタロンの呼びかけにより、マリナ姫をカタロンに引き渡す刹那。そこには、シーリン・バフティヤールが。



「私は今、カタロンの構成員。地球連邦のやり方に、異議を唱える女よ。」



それが、彼女の「戦う理由」。



いや〜、めっちゃかっこいいんですが…シーリン[E:shine]マリナ姫、頑張らないと、ヒロインとられちゃいますよ!



スメラギはようやく制服に袖を通すが、サイズがぴちぴちでしたとさ[E:heart01]



へそ出しローライズに照れる三十路女が可愛かったです[E:heart04]



以前は結構露出度高めの服だったのに…この年代の4年は…結構大きい。



わかるなぁ、この反応…(*゚ー゚*)



フラれたビリーは案の定、叔父のホーマー・カタギリを訪ね、アロウズに参加することに。スメラギさん、やっぱりめっちゃ恨まれてますよ〜くわばらくわばら…[E:sweat02]







あ、そうだ、トリロバイトの開発費を寄付したのは、親戚一同を失って、方々から遺産相続を受けてさらに大金持ちになったルイスが、リボンズにたぶらかされて寄付したのではないかと。だから、入隊早々、准尉なのでは…と。もちろん、王留美という線も、ありますが。



刹那が今回マリナ姫の提案に実はぐらっときてたという描写が戦闘中にありましたが、本当は一番平和に飢えてるのは、この人なのかもしれません。



幼い頃から安らぎのまったくない世界に生きて来た…そのことは、アレルヤとさして変わらないけれど、少年アレルヤにはマリーという支えがあり、刹那のそれはOガンダムだった…って、それじゃ刹那、悲しすぎるよ。



次回『故国燃ゆ』。



またも、刹那に厳しい現実が…。



うぅ…負けるな刹那!







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コメント

  1. なごやんさんこんばんは!
    ブシドーの登場にテンションあがりました(笑)全くどこであんな言葉拾ってくるのか…意味助かりました、ありがとうございます(コラ)
    もう誰もネーミングとか服装にツッコミしてくれないので残るは黒ビリーに期待したいです^^フラッグファイターでいるって言ってたのにあっさりアヘッドに乗っちゃってますし(笑)
    ��絶対そういう風にはなりそうにないところが、こそばゆい。
    世界を変えるためには戦いも必要だという刹那の気持ちを本心から理解できればまた二人の関係も変わりますかね…恋愛要素はなさそうですが(^^;)
    そのうちライル×フェルトにスポットがあたりそうですね♪
    ではでは、お邪魔しました!

    返信削除
  2. なごやん(管理人)2008年10月29日 4:03

    李胡さん、こんばんは!
    ��全くどこであんな言葉拾ってくるのか…
    本当に…まさか辞書のお世話になるとは…[E:sweat02]
    ビリー参戦できっとMr.ブシドー(笑)に新フラッグを作ってくれるんではないかと期待!
    ��そのうちライル×フェルトにスポットがあたりそうですね♪
    そうですね、こっちの方がまだありえるかも。
    刹那とマリナは恋愛抜きで「人間として惹かれ合う」というパターンになっちゃうんでしょうね、きっと。
    愛よりも愛憎の方にスポットがあたりそうな2期…これからが楽しみです!

    返信削除

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