咲-Saki- 第2話『勝負』勝負解説的感想〜「役」が分からなくても、ノリで乗り切れ!?〜

麻雀が分からないと、ちょっと分かりにくくなってきた気もする、咲-Saki- 第2話『勝負』感想です。



麻雀部に入っても、相変わらずプラスマイナス0で打とうとする咲に、久が出した課題は勝てる麻雀をすること。
でも、どうしても頭からプラスマイナス0が離れない咲(笑)。
久はやむなく、持ち点1,000点(3人へ8,000点ずつ取られた状態)からプラスマイナス0へ持ち込むつもりで打てという。



オトナアニメ(vol.12)




まあ、今の打ち方を変えずに、ハンデでハードルを高くして、まずは、リハビリとテストを兼ねてやらせてみた…というところ。
だから、残りの3人で協力して、咲を上がらせないようにしなくては、ならないのに、優希ときたら、一人自分の麻雀打ってる!(笑)
優希は、麻雀でも、マイペースちゃんのようです。
せっかく和が、咲との点差を開いて、“突き放した”と思ったところで、優希が上がって、「親」が和から優希に渡ってしまいます。
「子」になると上がっても入る点数が減ってしまうので、咲に有利になるようにしてしまったようなもの(しかも、優希本人は、まったく気にしてない)Σ(・ω・ノ)ノ!。
おまけにトドメは、ラスト1局で、咲があがってもあと1,000点どうしても足りなくなるはずのところへ、リーチ棒出してしまったのも優希!(笑)。
(リーチ棒が出ると、その局に上がった人はプラス1,000点。)
優希がこうもうまいタイミングで、いろいろやらかしてくることまで計算に入れてやってたなら、咲、本当にすごいかも!



で、咲のアガリの手は、驚異的な運の強さで、またも嶺上開花(リンシャンカイホウ)。カン(4枚同じ牌がある時にコールできる。カンの後は、もう1枚牌を引く。)のコールの後、ひいた牌(リンシャン牌)でアガる。
それが、嶺上開花。

一種のツモの仲間と考えてもよい)。
カンが、毎回「西」4枚なのは…、咲の風(座る位置)が西だったからなのか(自分の風を集めた方が点数が高い)、それとも何か意味があるのか…。



なんにせよ普通、嶺上開花なんて、滅多に出ません。



そもそも勝つだけなら、咲には強運があるのだから、もっと終始ガンガンいけば良いはず。それを、わざわざ2局だけ勝って、きっちりプラスマイナス0に持ち込もうとする。何がなんでもプラスマイナス0という強迫観念が骨の随までしみ渡っていて、何やら咲を縛っているようです。



それでも今回、まがりなりにも勝負の楽しさ、勝利の興奮…それを体験できた咲は、少しずつ気持ちに変化が現れてきたようです。



そして、そんな咲と対戦して、(自分自身の中では)負け続けてしまった和にも、精神的に変化がみられるハズ。



久は、そんな二人の変化をすべて全国へ向けての布石として、すべて計算済みのようであります。



咲が全国へ行くためには、プラスマイナス0の概念を捨てて、新しい打ち方を自分の中で見つける必要があるはず。次回、おそらくはその辺のお話になるような…。



一方、今回、咲の母は、麻雀関係の方(プロ?)のようだと判明しましたが、咲の名前を、嶺上開花からとって付けたのは、どうもこの方なんじゃないかと…。麻雀のせいで、母親が家から出ていったとすれば、咲の麻雀嫌いはその辺にあるのかも。



家庭問題の解決も、咲が麻雀の試合デビューすることで、何か変わってくるのかもしれませんね。



対戦中、咲ビジョンでは、和の背中に今回は翼が生えてましたが、OPをみる限り、もっと今後は派手なエフェクトもありそうなので、そうなれば、もっと雰囲気とノリで観れて、楽になるかも!?



そうそう、牌を台に投げつけるのは演出なので、よい子は真似しちゃだめですよ(笑)



次回、第3話『対立』



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